代表からのご挨拶
平素より、お客さま、ビジネスパートナーの皆さま、株主・投資家の皆さまには格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社は、2025年2月に設立から60年の節目を迎える予定であり、2024年4月からは、新たに生まれ変わる期として61期がスタートしました。具体的には、不動産・ホテル・投資の3事業を行う事業会社として、より経営体制を強化するべく、監査等委員会設置会社へ移行しました。これにより、機動的な業務執行が可能となり、少数の経営陣による迅速な意思決定が進むとともに、監査等委員が取締役会の構成員となることで、ガバナンス強化も達成できると考えています。
また、2024年8月には当社の本社オフィスを中央区日本に移転をして、主要子会社で不動産事業を担うトラストアドバイザーズとオフィスを統合します。管理部門の統合やDX推進・システム統合により、人材の適材配置・適正なコスト管理が進むとともに、不動産事業とホテル・投資事業の連携を進めるうえで、多くの新展開が考えられると期待しています。
いま、国内では少子高齢化や人手不足など、さまざまな課題がありますが、AIやシステムとの共存など新たな挑戦をすることで、課題解決への糸口がつかめるものと考えています。働き方や社会の価値観も変わり、産業構造が変化している中、当社グループもその流れに留意しつつ、当社独自の個性を活かし、果敢に挑戦できる企業・チームを目指してまいります。
当社の企業理念「挑戦する個人・企業を応援し、すべてのステークホルダーと感動体験を共有し、より良い世界を創造する」という企業理念をもとに、日本とアジアをつなぐゲートウェイとしての役割と地域活性化の両輪を意識しながら、各事業を成長させていきます。
今後ともより一層のご支援を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
2024年8月
代表取締役社長&CEO
早川 良太郎